TANCHOU

タンチョウについて

「北海道の鳥」に指定されているタンチョウは
全長140cm、体重10kg前後で、国内の野鳥では最も大型の鳥です。

純白で美しい姿とともに北海道を代表する鳥として親しまれており
現在、国内希少野生動植物種や特別天然記念物として保護されています。

明治中期には一時絶滅したと考えられましたが
その後再発見され、地元の人々による献身的な給餌活動や
国の保護増殖事業により生息数は年々増加傾向にあります。

道が国や市町村などと連携して実施している越冬分布調査(生息状況一斉調査)では
最近は、1,000羽を超える数が観察されるようになっています。

日本のタンチョウは北海道東部で暮らす留鳥。
季節により数は変動しますが
鶴居村には一年を通じてタンチョウが生息しています。

※給餌を行っていない季節はタンチョウが自然界で過ごすため観測できない場合もございます

2024年はタンチョウ再発見から100年

乱獲などで絶滅したと思われていたタンチョウが、現在の北海道鶴居村で1924年に再発見されて今年で100年となります。国の特別天然記念物に指定され、官民を挙げた保護により生息数は推定約1800羽に回復した一方、食害など地域との摩擦も目立つように。

これからも鶴居村ではタンチョウとの共生するむらづくりを推進していきます。

世界中からカメラマンが集う音羽橋

真冬でも凍らないため、タンチョウの貴重なねぐらとなっている「音羽橋」 運が良ければ、タンチョウが頭上を飛ぶ雄大な風景もご覧いただける場所です 冷え込んだ朝には、気温より川の水温の方が高くなり 「気嵐(けあらし)」が発生します。 河川敷の樹々には霧氷の華も咲き、とても幻想的な風景になる「音羽橋」 鶴居村にお越しの際は、ぜひ少し早起きして行かれてみてください。

タンチョウ観察ポイント

鶴が居るから鶴居村。タンチョウの冬の観察・撮影ポイントをご紹介します。

【注意】お越しになられた皆様が気持ちよくタンチョウの観察・撮影ができるよう「タンチョウ観察のローカルルール」をご確認の上、ご理解ご協力をお願いいたします。

タンチョウ観察のローカルルールはこちら

Tanchomap (1)
鶴居伊藤サンクチュアリ2
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
音羽橋(竹内)①
音羽橋
鶴見台①
鶴見台